ショーンのレベル上げ

教育関係のことを中心に、日々の気づきや学び、考えたことを書いていきまーす

『できない』と『やらない』を見分ける

久々。

 

子供と関わる時に、僕が気を使っていることの1つが『できない』のか『やらない』のかを見極めるということです。

 

先輩の先生に「子供はほっといてもやらないから強制して勉強させることも必要」と言われたことがあります。

嫌いではないし、力(指導力)も経験もある方だったので、そんなもんかーくらいに聞いてましたが、しっくりはきていませんでした。

 

中学で学級担任をしていると、クラスの中には、「偏差値60以上の学校にいく生徒」と

「下手すると高校に行けるか危うい生徒」が存在します。

後者の保護者と学習状況等で面談をする場合、たいていの親が怠けているから勉強ができないんだと思っています。

 

ただ、ある程度の数、子供を見ていると、努力しているのにできない子供の存在に気づく事があります。

それは、他の子よりも成長が遅いだけだったり、発達障害などの問題がある場合もあります。

そこに関して、保護者に情報提供や何かしらの気づきを投げかけられるのが、教師の立場で出来ることだと思います。

 

大切なのは、子供の努力をしっかり認めて声かけをしないと、その子は学習に対してネガティブな感情しか持たなくなるということです。

 

他の子供と比べることがダメなわけではないですが、その子自身の成長に目を向けてあげることが大切です。

その子が自分で学習の重要性を理解して、取り組むことが何より大切で、そのために最大限のサポートをする事が教師を含めた大人の役割だと思います。

 

理想論なところもあるとは思うし、どんなときでもそれが上手くいかない事は理解していますが、大人の言うことを聞くだけのいい子を育てるのなんて何も面白くないです。

 

強制した学習の先には、都合のいい子をしか待っていない気がします。

子供が主体性を持って成長できるようなサポートができるように、理想論を現実でできるように、しっかりスキルをつけて行きたいです。

 

空気を読むこと。気を使うこと。

ブログ続けるのって難しいですね。

年末お掃除キッチン編が終了したショーンです。

 

今年は結構本とか読んでて、でも、読んだ内容忘れちゃったりとかあるので、

しっかりと自分の糧に&アウトプットの練習と思って始めたけど、いざ書こうと思うとなかなかムズイ。

 

"上手く"とか、"丁寧に"とか考えるからだと思います。

なので今回は少しテキトーに、一気に書きます。

 

うつ病での人とかかわることがあって、その人とお話ししてて思った事。

 

その人は、人に気を使いすぎて、対人関係のストレスがうつ病になった要因の1つだと言っていました。

自分の言動を『相手がどう捉えるかわからない』事に不安があり、必要以上に"良い人"になろうとしてしまう。らしい。

 

一生懸命空気を読んで、相手に不快な思いをさせないように必死に振る舞う。

 

そりゃあ、とても疲れると思います。

偉い人や、初めて会う人と喋るときはつかれますよね?

それを、職場の同僚とか、友人にもやってしまう。

そしてパンクしてしまう。

『いや、それって逆に空気読めないんじゃね?』

って、思いました。

 

本当に空気の読める人って、上手く手を抜くことができるというか、適度に失礼な事もできたりしますよね?

 

気を使うのが上手い。

 

まぁ、空気読める人でも気を遣いすぎて潰れることもあるとは思いますが。

 

大切なのは、自分の負担にならない程度に気を使うことかなぁーと思いました。

それで、相手との関係が崩れるならそれまでって諦めるとか。

 

その人に関しては、まず自分は空気を読むのが下手だと認めること。

気を使うことは悪いことはないので、自分がパンクしてしまうことを頭に入れておくことが、大切かなーと思いました。

 

最近、「嫌われる勇気」とか「バカの壁」とか流行ってるのは、みんな色々気を使いすぎてるんだろーなーって。

 

自分は自分以上にはならない。

見栄を張っていても、それはずっとは続けられない。

 

もちろん、向上心は大切だけど、

いつかパンクしないためにも、自分自身、身の丈にあった活動をしていきたいなと思った年末でした。

キレる子とその対応

ども。ショーン勉強中です。

 

感情のコントロールって難しいですよね。

なんでもないことでスネたり、怒ったり。

大人でも上手くコントロールできない人はそれなりにいて、子供ならなおさらできないことは多いです。

時には、先生の方が感情的に喋ってんじゃね?って思うことも。(もちろん悪い意味で)

 

 学校には色んな子がいて、感情のコントロールが苦手な子って、どんなに注意しててもキレる事がある。落ち着くまでは、どんだけ丁寧に話をしても無理。

 

親や教師にはそこら辺で、スキルが必要になります。

学校の先生でも、できてないorやってない人はそれなりにいます。

 

簡単に思いつくものをいくつかあげると、

◯目線を揃える

◯姿勢を使い分ける(立たせた状態or座らせた状態)

◯相手が聞ける状態になるまで待つ

◯深呼吸をさせる

◯まずは言い分を全部聞く

などなど

基本ですね。

 

子供、特に小学生(年齢が下がれば下がるほど)だと、威圧でなんとかなったりします。
怒鳴ることで、その場はなんとかおさまるかもしれませんが、
問題を起こした子供自身は、何が悪かったのか、どう改善していいのかわかってない場合が多いです。
わかってないので繰り返し問題を起こします。

 

近くにいる子供が、何度も同じトラブルを起こす場合は、原因や課題を理解できてない場合があるので、伝え方を工夫していくことが大切だと思います。

 

理解できている様に見えても、できていなかったり、

理解できたとしても、すぐに忘れてしまう。

 

何度も同じことを注意するとイライラして、つい怒鳴ってしまいがちですが、

大人だって、こんな奴いますよね?

何度も同じミスや質問をする奴。

大人でもできない人がいるんだから、子供はもっとできません。

 

学校は多くの子供がいて、学校の先生は沢山の仕事があって、基本的に時間は足りていません。
そのため、先生は『待つ』という行為が苦手な人がそれなりにいます。
僕としては、ある程度『待つ』や『聞く』という時間を作ることの方が、結果的に子供が問題を起こさなくなったり、うまくいけば、そういう子ほど助けてくれる様になると思っています。
そうなれば、緊急な対応が減り、ストレスが減り、いいことずくめです。

 

今持ってる課題を、子供のうちに解決できるように、

色々試しながら、根気強く関わっていけるといいなと思います。

 

対応の難しい子がいるときは、色んなスキルを身につけるチャンス。

子供と一緒に成長していきたいですね。

 

おわり。